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2006年8月25日 (金)

ROSYトワラーズ3

8月23日、次女がバトンのコンテストに出場しました!

6月のコンテストの時、溶連菌感染症にかかり棄権したため、再度挑戦ということになったわけですが、今回もまた色々なドラマがありました。。。

6月には本当に技術が追いつかずアップアップ状態で、ラストスパートでとっても頑張ったものの本人も回りも非常に不安な状態でした。そこで今回のコンテストまでの2ヶ月間は、通常レッスンの後に特別レッスンをお願いし、苦手な技を中心に丁寧に教えていただきました。

しかし技の習得は何より日々の積み重ねが大事で、週に1回やり方を習って少し練習しても、そうそう身に付くものではありません。技が難しくなればなるほど毎日のように自分から練習していかなくては確実で美しい技は習得できないのです。しかしうちの子どもたちはバトンが好きと言っている割には家でこつこつ練習するタイプではありません。。。

それに、まわりのみんなは6月のコンテストが終わってホッとし、レッスン中も緊迫した雰囲気はなくなりました。それに次女も同調してしまい、さらに夏休みに入り、ますます気持ちはゆるんでいき。。。気が付いたらコンテスト1週間前になっていました(^^;)

コンテスト1週間前から当日までは、イベント出演のための練習やコンテストのリハーサル会などで4回程練習をする機会があったので、何とか形になったという感じでした。2ヶ月前と技術レベルとしては大して変わっていないのですが、いちかばちか!という危機感はなくなり、先生からも「スラスラ踊れるようになって先生は嬉しい!」とお言葉をいただくまでになりました。

そして当日!私はもうとにかく「笑顔で演技できれば大丈夫だよ」と選手席へと送り出しました。ウオーミングアップエリアでの練習は落ち着いているように見えました。さあいよいよ本番です。。。今回は出演しない長女と三女も手に汗を握って一緒に見守りました。今までうまくできなかった部分が本番で急にできるようになるわけはなく、あやしい部分はあやしいままでしたが、それでも1分間の演技をとりあえずノードロップで終え、現状の実力がすべて発揮できたのでホッとしました。正直私はこの時点で、金賞をとれたんじゃないかと思ってしまいました。

しかし結果は銀賞。。。親の私は、もうこれだけのことができただけで満足!実際完璧とは言えない演技だったのだから銀賞でも仕方ないと納得できました。が、本人は自分の中で会心の演技をした!と思ったからでしょう。銀賞のメダルをもらって選手席に帰り、先生と並んで座って話し始めた途端にポロポロと涙を流したのだそうです。

それにしても人から評価を受ける、というのは難しいですね。。。私がフラメンコを好きなのは、上手い下手は関係なく、高い技術を要する技を使っていなくても、その人の人柄が表れ気持ちがこもった踊りであれば、「オーレ!」とバックからも客席からも応援の声がかかり、「いい踊りだったね」と皆に認めてもらえるからです。私個人としては、何しろ親バカですから次女の演技は素晴らしかったと心から思います。まあ自主練は足りなかったけれども彼女なりに頑張ってきたし、当日は緊張しながらも自信をもって楽しそうに演技している様子が見て取れ、もちろん完璧とは全然言えませんが今の実力を100%出せたと思うからです。しかし絶対的な評価となると、銀賞は妥当だということになるわけです。「お母さんはあなたに金賞をあげるよ!」と言いながらも、目を真っ赤にして涙を流す次女を見ると胸が痛みました。

しかし先生が、前回のコンテストでは「結果が全てではない。それまでどれだけ頑張れたかが大事」、今回は「自分に与えられた評価に対して悔しいという気持ちが芽生えたということが先生は嬉しい」と言ってくださり、救われた気持ちになりました。私の師匠である柴田先生が、「発表の機会は人生という旅で港に立ち寄ったようなもの。発表会が終わって旅が終わるのではなく、今度は次の目的地を目指してまた旅立つのです。」とおっしゃっていたことも思い出しました。次女が次なる目標を見つけて新たに旅立ってくれることを祈り、応援したいものです。

今年のコンテストでは本当に色々なことがあり、様々なことを感じましたが、ROSYトワラーズは競技バトンをメインにはせずエンターテインメントバトン、つまり見ている人が楽しんでくれ、バラ色の時間を過ごしてもらえるような魅せる演技のできるチームにすることを目指しているということを改めて有り難いと感じました。もちろんそのためには確実な技術が必要なのでこういったコンテストにも挑戦させてくださるのでしょうが、それを目的にしてしまうと、結果が得られなかった時に挫折感を味わい、バトンが嫌いになってしまう可能性がある。先生はそういう仲間をたくさん見て来られたから子どもたちにはそういうふうになって欲しくないのだそうです。

演技し終わったあと、「何賞だった?何位だった?」と言われるより、「良かったよ~」「いい演技だったよ~」と手放しで言ってもらえる演技をする方が、本人の満足度は高いでしょうし、頑張って練習して良かった、と充実した気持ちになりますよね。

子どもたちがいい先生に出会えたことを改めてとても嬉しく思った1日でした。

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